【芸能】 城下尊之氏 「AKB総選挙は人気低下している。 乃木坂、欅坂、モーニング娘。ハロプロなどのアイドルグループでW杯を」

AKB48の元メンバーに対するつきまとい行為によるストーカー規制法違反で、42歳の男が逮捕された。あってはならないことだ。

こんな極端な例は別にして、AKB48グループにはコアな熱狂的ファンが多い。
だからこそ、AKB商法とまでいわれる稼ぎ方は“やめられない”わけだ。

握手会に参加できる券を入れたCDは、買った分だけ何度も握手したり、じかに話せるわけで、
数十枚のCDを買う人が出てくるのも当然だろう。

もっとも、AKB48グループは一時の人気、盛り上がりが低下しているという気がしてならない。
先週末のAKB世界選抜総選挙、いわゆる人気投票のテレビ中継の視聴率は11%(後半部)だった。
以前は17~18%を獲得していたし、20%を超えたこともあるのに……である。

そういえば、2年ほど前まで総選挙の時は、テレビをつけっぱなしにしていた気がする。
それが今回、翌日に連絡を取ったテレビのディレクターは、「チャンネルを替えた時に、あっ、今日だったんだ」と気づいたと話していた。

芸能マスコミの記者も「まったく知らなかった」という反応で、業界人でもこの程度になっちゃったんだという感がある。
今回の総選挙で2位になった須田亜香里が、そのスピーチで「世間は私たちが思っている以上に、興味ない」と語り、
本人たちにもその自覚があるということがわかった。

そもそも、AKBグループは、あの秋元康氏がプロデュースして、爆発的に拡大していったアイドル集団で、
毎年のように新しい企画を打ち出して飽きさせないようにしてうまくやってきた。

秋元氏のことだから、今後また、違った路線などを見せてくれることは期待できる。

実は、僕なりに考えた大きな打開策がある。いま、世の中はサッカー・ワールドカップ(W杯)の話題でもちきりだ。
同じようにAKB総選挙も、ワールドカップをやったらいかがだろうか。

AKBやSKE48、NMB48などにとどまらず、同じ秋元プロデュースの乃木坂46、欅坂46のほか、あの、モーニング娘。や、ハロプロのアイドルグループ、
いや、全国に存在するご当地アイドルや地下アイドル、果ては韓国やアジアの同様のグループをエントリー制で参加を呼びかける。

一定期間のうちにCDを発売して、そのCDに投票券をつけて総選挙を行えば、すべてのアイドルの人気順位が明らかになるし、
CDもあらゆるファンが買うことで、音楽業界の活性化も見込める。

CDが売れない時代といわれて久しい中、ひとつの起爆剤になるのでは……、とひとり思っているのだが。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/231859/1

芸能ジャーナリスト  城下尊之

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。
82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。

現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。